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Story #02

Story #02

ワークな人

カッコいいもの作るために
学ぶ気持ちを忘れない

美術大学建築学科卒業、設計事務所に数年勤務。その後渡米し、内装業に従事。帰国後独立し、ワークシステムサービスの創業者である中和田英勝前社長と出会い、2001年に施工図面の専門職として入社。

小野沢 宣充さん  入社21年

仕事内容:施工図面を描く人

仕事内容を教えてください

ひとことで言うと、図面を描く人ですね。ただ、図面というと、設計士とかデザイナーをイメージする人も少なくないかもしれませんが、僕が担当しているのはいわゆる“施工図面”です。

仕事の流れは、営業が仕事をとってきた後に、発注主から大まかな図面やイメージパースなどの資料がついてくるんです。その資料を読み込みつつ予算内に収めるよう、おさまりや機能的な側面を鑑みて詳細部分をどうつくるかを考えていきます。そして職人がきちんと施工できるよう、図面として落とし込んでいくのが僕の仕事です。

一般的に設計事務所やデザイン事務所が描くのは立面図とか。これは「見え方」がどうなっているかをざっくりイメージするための図面で、抽象的なためこれだけでは施工はできません。建物や家具を上から見た断面図や、「壁から何ミリのところにつけるのか」を具体的に描きこんだ“施工図面”が必要なのです。

小野沢 宣充さんイメージ01
小野沢 宣充さんイメージ02

仕事をする上で大事にしていること

勉強ですね。
美術大学の建築科を卒業後、設計事務所に就職したのがキャリアのスタートでした。当時はCADもないアナログ時代。建築というより家具などの内装がメインでしたが、手描きで図面を描きつつ、現場で大工さんに話を聞いたり、自分でも手を動かしてみたり。常に勉強してきました。そういう学びが図面に生きてくるんです。

そのスタンスは今でも変わっていません。年齢を重ね、今は知識もそれなりにあるけれど、その都度新しいことを勉強する心意気でいます。

そして得た知見を元に、ディティールにもこだわります。僕としてもできればかっこいい見た目にしたいから、人が見てデザイン的にいいか悪いかという基準は大事にしていて。
たとえば照明器具がついた棚をつくるとします。照明はどう取りつけるのか、配線はどう通すのか。機能面だけではなくおさまりやデザイン的な意匠も総合的に考えて、現実的に施工できる図面にしていく。リアルに完成させるイメージを持つのは本当に大事ですね。

小野沢 宣充さんイメージ03
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この仕事のやりがい

現実にものができることですかね。モニターから飛び越えて立体的にできあがっていく。それがこの仕事の醍醐味。つくるよろこびを感じられる仕事なんです。
僕が作図したものを元に、職人さんが立体的に“もの”として仕上げていくわけですが、つくる理屈、取りつける理屈が納得されないと“もの”として完成しません。だからこそ、なんのクレームも現場から上がってこない状況で終わった時は本当にほっとします。
またワークシステムサービスでは、自治体の建物、学校、図書館、ホールなど一般の人が目にしたり利用したりする公共建築に携わる機会も少なくありません。そういった意味では、僕の知識が少しでも社会の役に立っているのかなと感じられ、この仕事のやる意義にもつながっています。